prototype作品紹介1 Tensegrity Christmas Tree

今日はPLOTで展示販売をしているprototype作品をご紹介いたします。
第一回目はAuthaGraph株式会社 鳴川 肇様の Tensegrity Christmas Treeご紹介させていただきます。

Tensegrity Christmas Tree

テンセグリティー構造*というストラット(棒)とテンション(糸) により、36本の棒があたかも宙に浮いているクリスマスツリー 。
テンセグリティ構造とは1962年に考案された史上最軽量の構造体です。


しかし建築物として実現した事例はほとんどなく作るのが非常に難しい幻の構造体でした。



1962年に開発された世界最軽量の構造体テンセグリティーは作り方が難しく、自由な形態の実現が難しかった。
作り方に関する試行錯誤を繰り返し、アンチ・プリズムという幾何学を使ってクリスマス・ツリーを制作しました。



シーズンオフ時にスペースをとらないよう分解&組み立てができます。



サイズ:H120cm X D80cm 収納時20cm X 80cm
カラー:グリーン
価格:180000円(税込)

従来使われてきた図面表現では作り出せないものに興味があります。未だにコンピュータでは構造解析できない、CADでは設計できないテンセグリティー構造を研究してきました。
この構造は模型が設計図であり、できあがった実物はより大きなテンセグリティーの設計図になります。
これまでは研究用の構造模型を作るおとが主体でしたが、今回制作したツリーはただのクリスマスツリーではなく、より大きなテンセグリティー構造によるタワーの設計図でもあるのです。

とても不思議な構造の素晴らしいプロダクトです。
店頭に展示しておりますので、ご興味のある方は是非PLOTまでご来店ください。
ご来店お待ちしております。

PLOT