“POLY-SITE10”展示作品紹介 「T型急須」
POLY-SITE 10の展示作品をご紹介いたします。
本日ご紹介する作品は梶本博司氏の「T型急須」です。
T型急須
急須でお茶をいれると、いつも機能性の素晴らしさを実感します。
それはお茶の道具というよりトンカチやハンマーに近い合目的性とでもいう感じです。
そう考えていくと、もっとそれらしい形態があっても良いのでは、と考えて作ったのがこの「T型急須」です。
どちらかというと男の所作としての急須になりました。
「T」は「tea」という意味もあるね、と誰かが言いました。
本当のTea potです。
梶本博司
1955年 兵庫県宝塚市に生まれ、大阪で育つ
多摩美術大学美術学部立体デザイン科卒業後
家電メーカーでプロダクトデザインに携わる
退社後、梶本デザインオフィスを立ち上げる
2009年現在
多摩美術大学造形表現学部 非常勤講師
法政大学デザイン工学部 非常勤講師
プロダクトデザイナーである梶本博司は、人為的に作られたデザインではなく、自然に出来てしまうデザインを目標に活動しています。
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