2009年より発売され大ヒットした商品「Cupmen」のプロトタイプの展示を3月3日よりはじめました。

今回は初期のペーパーモデルから最終の樹脂粘土で製作した 原型モデルまでを時系列にお見せしております。



日本で器に入ったカップ麺が開発されてちょうど40年になります。
この容器のカタチに人は様々な思い出があるのではないでしょうか。



食べ物を口にする一連の行為の中から「数分間まつ」という1つの行為を切り取りスタディを重ねる。



頭の中にあるモヤモヤしたものを取りあえずカタチにしてみたモデル
材質：スチレンボード



初期プレゼン用に製作した背中のくぼみが箸置きになっているモデル。
材質：スタイロフォーム



再度プレゼン用に製作した押さえる事をシンプルに表現したモデル。
材質：石膏粘土



商品化が決定してから再度、形状、重さ、大きさ等を検討したモデル。
材質：石膏粘土・樹脂粘土



目・鼻・口・耳・かみの毛の有無など顔の表情等を検討したモデル。
材質：石膏粘土・樹脂粘土



金型をおこすための最終型モデル。
材質：樹脂粘土



完成商品
材質：シリコーン

Cupmen
材質:シリコーン
サイズ：W56×D50×H46mm
重さ：約12g
価格：840円（税込）

Cupmen2 Relax
材質：シリコーン
サイズ：W47×D58×H31mm
重さ：約10ｇ
価格：840円（税込）

- 使用上の注意 –
•火に近づけないでください。
•無理に曲げたり引っ張ったりしないでください。
•食べられません。
•傷がつく原因になりますので、金タワシ等は使用しないでください。
•食器洗い乾燥機は使用しないでください。
•直射日光のあたる場所に放置しないでください。
•材料の特性上、多少色ムラがある場合があります。

- お手入れ方法 –
•中性洗剤で洗ってください。

デザイナープロフィール
馬渕　晃
1972年　東京都江戸川区生まれ。
1997年　日本大学海洋建築工学科修士課程修了後、設計事務所勤務。
2009年　Akira Mabuchi Designとして活動を開始。
日常をちょっとたのしく、ちょっとやさしく、ちょっとうれしくするようなデザインを心がけています。


大ヒット商品が誕生するまでのストーリーを「プロトタイプ作品」を通じて展示しております。
デザイナー馬渕様の考えや思いの詰まった展示になっております。
展示を通じていろいろ感じていただければと思います。

展示期間は3月3日～5月中旬の予定となっております。

お近くにお寄りの際はぜひご覧いただければと思います。

みなさまのご来店心よりお待ちしております。

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